2008年6月20日金曜日

新風舎のこと。

関西にも支店(?)をおいていることもあり、
いつか、原稿もって行ってみたかったのですが・・・。
実質倒産、だそうです。

児童文学は、けっこう見る目ある!と思ってたんだけどな。
訴訟になるようなことがあっちゃ、なぁ・・・・・・。
ざんねんです。

そう、そして、気になるのは、新風舎が出していた本!

わたしが読んだ、新風舎の本は、
『風の憧れ』(坂東勇利・作)
『小さい「つ」が消えた日』(ステファノ・フォン・ロー作)
『海の帽子屋』(須藤さちえ・作)

上の3冊のうち、始めの2冊は「大人の童話」というジャンルでして、
ふしぎ、かわいらしい、
でもそれだけじゃなく、強くて深い、メッセージ性をもった作品なのです!!

『風の憧れ』は・・・
もう、作者様のセンスが、観点が、ものすごく、良いんです。
ことばに、できないくらい、ものすごく、良いんです・・・!!
こんなふうな作品、創りたいな・・・

『小さい「つ」が消えた日』は、大人も子どもも楽しめて、
そして、あったかいメッセージを、しっかり受け取ることができる作品。
いつか、劇にしてみたいです♪

少子化に伴い、絵本業界も苦しいようですが、
これからは「大人の童話」が伸びるのではないか、
いや、ぜひ、伸びてほしい!!!
この2冊を読んで、そうおもったのです。

『海の帽子屋』は、童話です。図書館で読みました。
なんだか外国のお菓子のような情緒があって、
こんなお店が、ほんとうにあったらいいのになぁ・・・
そんな風に思わせてくれます。
最近本屋においている中では、
こうしたおだやかで純粋なファンタジーって、少ない気がして、
とてもとてもさびしかったのですが、
ちゃんとあったんだなぁ、と、うれしくおもいました。

ちなみに、わたしの、本を選ぶときの観点と、その優先順位は、
文の美しさ・メッセージ性が同着で1位。
筋のおもしろさが3位。

こうしたジャンルの発展は、どうなるのか。
作家のみなさまの活動、
そしてそのすばらしい作品の普及に、どう影響するか・・・
ちょっとしんぱいです。